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70ー80年代ロック名曲セレクション

1970ー1980年代の洋楽ロックの名曲を独断と偏見でご紹介。この曲達を聞かずして、ロックを語ること無かれ。

Dance On A Volcano 【GENESYS】 (1976)

収録アルバム "Trick Of The Tail"

 

 

イギリスのプログレッシブ・ロック界の大御所・"GENESYS"が1976年に発表したアルバム"Trick Of The Tail"のトップを飾る曲、"Dance On A Volcano"を紹介します。

GENESYSは、1969年にデビューするのですが、当初は奇才ピーター・ガブリエル主導のもと、アート色の強いプログレッシブ・バンドとして人気を博していました。1975年にそのピーターが脱退すると、当時ドラマーだったフィル・コリンズがボーカルを担当することになり、よりリズム・ワークに重きを置いた新生GENESYSがスタートするわけです。

この"Dance On A Volcano"は、そのリズム・ワークが素晴らしい一曲です。速い7拍子と遅い7拍子が交互に現れる、非常に複雑で難しい曲なのですが、そんなの大した問題ではないとばかりに、演奏、ボーカルともにノリ良くスムーズに聴かせてしまうあたりが、さすが実力派、老舗プログレバンドといったところでしょうか。後半のドラマチックな盛り上がりを聴かせる構成も素晴らしいです。

しかし、この曲の真骨頂はライブでの演奏ですね。

収録アルバム "Seconds Out"

 

 

このライブ・アルバムでは、"Dance On A Volcano"から"Los Endos"へのメドレーを聴くことができます。スタジオ盤よりも、ダイナミックで熱のこもった演奏は、ライブならではですね。

特に、聴きどころは"Los Endos"に突入したあたりからですね。それまでの(ライブのサポートメンバーである)チェスター・トンプソンのドラムが右手から、そしてマイクをスティックに持ち替えたフィル・コリンズのドラムが左手から聴こえてきて、ツイン・ドラム構成になるのですが、一糸の乱れもないリズムの正確さに驚愕し、迫力ある圧倒的な演奏にシビレます!

ちなみに、ツイン・ドラムの演奏は、同じアルバムの"Firth Of Fifth"でも聴くことができるので、こちらもぜひ!